HTC Viveと連動させたグリップ専用触覚フィードバック技術「Reactive Grip」

10月20日に行われるVRイベント「VR launchpad」にて、今年末に発売予定の「HTC Vive」と組み合わせた触覚フィードバック技術「Reactive Grip」の最新プロトタイプが披露されます。

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Tactical Haptics社が開発する「Reactive Grip」は、グリップ専用で握った時に触れる箇所を4つ互いに動かすことで、微妙な感覚を伝えます。

(銃を撃った時の衝撃を伝えてる。)

他にも、マシンガンを撃った時、人を斬ったり刺したりした時、ハンマー付きヌンチャクでの反応などが過去に公開され、デモ動画では、初期のプロトタイプを使用していますが、今回イベントで披露するのは、HTC ViveのSteam VRコントローラを先に取り付けたデバイスになります。

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さて、VR内で触った感覚をリアルに伝える技術「触覚フィードバック」は、現在最先端で研究されてる分野であり各社苦戦してるジャンルです。Oculus Touchは、リニアアクチュエータ(マイクロサイズのリニアモータ)によってよりきめ細やかな振動で伝えていますし、グローブ系でいえば沢山ある中でも、外骨格VRハンドデバイス「Dexmo」は、場面に応じて振動と抵抗感を与え感覚を伝えるので一歩先をいってます。(過去記事

他にも電気筋肉刺激と触覚刺激を組み合わせて伝えるデバイス「IMPACTO」があったり、全身スーツを使う「Tesla Suit」というデバイスもあったり。こちらは、腰、手足に2本ずつベルトを装着して、振幅、周波数、電流、電圧のパルス(衝撃電流)を皮膚に直接送ることでアバター同士が触覚を伝えることができるデバイスです。(過去記事)変わり種でいくと、実際の指の動きとCGで見える指の動きを変えてやることで触った感覚を伝える「Air Haptics」なんかもあります。(過去記事

リンク

Tactical Haptics to Debut Vive ‘Reactive Grip’ Prototype at VR Launchpad – Road to VR

Tactical Haptics

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