VR内でアバターを使ってSNSのように相手とコミュニケーションをとれるようになった昨今、次は、そのVR内のアバターに触れることで相手に刺激(感触)を与えることの出来る全身スーツが作られようとしています。
ボディベスト、手足に複数のベルト、グローブ、そして頭。全身をカバーできるようにしてるフルスーツです。
このようなフルスーツを作ろうとしている「Tesla Suit」は、現段階では腰に付けるベルトと手足2本ずつのベルトを装着させるスマートスーツを動画デモで公開しています。
腰のベルトが主体となって受信し、その他のベルトへBluetoothを使って信号を送ります。
もちろん、VR内での触覚システムも備わっており、無数の電極がVR内から送信され、あたかも触られてるかのように感じさせてくれます。それは、振幅、周波数、電流、電圧のパルス(衝撃電流)を皮膚に直接送ることで実現させています。
指でなぞったと同時に、ベルトの一部が光っている(パルスが伝わってる)のが分かると思います。これを人に装着させてすると。
Oculus Rift + Leap Motionを使ってアバターを触ることで、
相手に感覚を与えることが出来るというわけです。風も可能です。
アバターに風をあてると、風を感じさせることが出来ます。温度も可能です。
他にも、音楽に合わせて衝撃を与えることや、筋肉運動記録、筋肉に適切な刺激を与えること、マッサージや姿勢改善にも使用できるとのこと。ベルト自体を洗濯で洗うことも可能。
というわけで、VR内の相手に感覚を与えることのできる「Tesla Suit」、近々には、Kickstarterに登場する予定ということなので、今後の動きに注目です。
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source/all photo:Tesla suit