KAIST、VRの触覚を再現するプロペラベースの手首装着型デバイス「Wind-Blaster」を発表

KAIST(韓国科学技術院)の研究者らは、VRの触覚を再現するプロペラベースの手首装着型デバイス「Wind-Blaster」を発表しました。

論文:Wind-Blaster: aWearable Propeller-based Prototype that Provides Ungrounded Force-Feedback
著者:Seungwoo Je, Hyelip Lee, Myung Jin Kim, Andrea Bianchi

本稿は、手首に装着する2つの無人機プロペラを回転させて、触覚フィードバックを発生させるウェアラブルインターフェースを提案します。

デバイスは、2つのダクトプロペラ、IMUセンサやモータが整備された本体、手首にデバイスを固定するためのストラップ等で構成されており、VRと連動してモータで駆動します。重量は166.7g。

実験では、Unityで作成したHTC Vive向け1人称シューティングゲームを開発し、異なる4つの武器(銃、盾、剣、魔法の剣)の触覚を再現します。

銃だと、トリガーを引くとプロペラの最大速度(33,000rpm)が駆動し、弾丸が発射する感覚を得たり、盾の場合だと、敵に攻撃を受けている時間は連続的に駆動し、防いでる触覚を再現したりと、強度と時間の変動で多用な触覚を再現します。

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