Kenzanとモーションキャプチャを研究してる会社Artanimとで共同開発してる仮想空間とリアル空間を連結させた「Real Virtuality」の新しい動画が公開されました。
手足にマーカーという認識装置を取り付け、周囲の外部カメラで認識させ実際の動きをVRにリアルタイム反映させる技術を用いています。ユーザ本人はOculus Riftを装着してVR内の映像を見ながらプレイします。詳しい説明は以前の記事で割愛するとして、今回の動画では、それに加え相手プレイヤーが出現。相手もマーカーを沢山取り付け登場し手を振ったり握手したりします。
さらにマーカー付き棒(VRではたいまつ)を投げ合ったりもしていて危なっかしい場面も。VR内のたいまつを見ながらリアルでは棒を投げ合うわけですから、よくキャッチできるなと。
マーカーやカメラをふんだんに使わなければいけないので一般家庭での実現はまだまだですが、「The Void」のようなVRアトラクション施設での導入には期待されます。なお、8月11-13日に開催されるSIGGRAPH Computer Graphics2015のファイナリストでもあり評価もされています。
マーカーを使わず体を反映させる技術はコチラの記事で。
リンク
Real Virtuality – Siggraph 2015 Immersive Realities finalist – Gameplay footage – YouTube