南カリフォルニア大学・助教授のHao Liさん率いるチームが開発したOculus Riftを使った装置が面白いです。

その装置は、Kinectのようなモーションキャプチャ装置(人の動きを記録する装置)が、アンコウのようにOculus Riftの前に取り付けられ、口元の動きをアニメーションのようにアバターに反映させます。

口元だけでなく、目や眉も連動するように、HMD内にもセンサが取り付けられています。


頭の動きも連動します。

つまり、この装置を装着してVRを楽しんでいると、自分の顔の表情が全てリアルタイムに反映されるという事になります。

さて、何に使えるでしょうか。アバター同士でしゃべっていても、相手の表情が分かるわけですから、コミュニケーションをよりリアリティに行える事にまず使えるでしょう。

自分をアニメーションに登場させることも出来るかもしれません。

などなど、想像が膨らみます。以前、紹介したアバターをタッチすると相手に感覚を与えられるスーツと一緒に使うと、ほんとアバター同士で臨場感ある触れ合いができること間違いないはずです。
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source/all photo:Hao Li – publications [Facial Performance Sensing Head-Mounted Display]