国立台湾大学ら、柔らかさや心臓の拍動も再現できる空気圧を用いたVR向け触覚フィードバックデバイス「PuPoP」を発表

国立台湾大学、国立交通大学、国立台湾科技大学の研究者らは、空気圧を用いたVR向け触覚フィードバックデバイス「PuPoP」を発表しました。

論文:PuPoP: Pop-up Prop on Palm for Virtual Reality
著者:Shan-Yuan Teng, Tzu-Sheng Kuo, Chi Wang, Chi-huan Chiang, Da-Yuan Huang, Liwei Chan, Bing-Yu Chen

デバイスは、手に装着する構造で、内側部分にはPEシート素材で作られた袋が整備されています。内側部分の表面には、指を検出するための力センサが貼り付けられています。

内側部分は、何もないときは折りたたまれており、仮想オブジェクトを把握すると、空気圧で形状が変化し(膨らませ)触覚を提供します。

形状は、球体や筒状、長方形などがあり、2段階に変化する形状もデモ動画で披露しています。また、仮想オブジェクトの硬さや柔らかさ、心臓の拍動の再現も可能でデモ動画で確認できます。

 

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