コロンビア大学のHod Lipson教授が率いるCreative Machines Labのグループは、自然の筋肉よりも3倍強く、外部圧縮機を必要としない3Dプリント可能な圧縮する柔らかい人工筋肉を開発しました。
この人工筋肉は、自然の筋肉の15倍のひずみエネルギー密度を持ち、自重(物質自身の重さ)の1,000倍も持ち運べます。
外部コンプレッサーまたは高電圧機器に依存することなく、細い抵抗線と8Vの低電力を用いて電気的に動かします。
さまざまなロボットアプリケーションでテストし、大幅な拡張、収縮能力が実証されました。電気的に80℃に加熱されたときに900%まで膨張することができるとも主張します。
また、天然の筋肉に相当する最も近い人工材料であるとも主張しています。
(上腕筋として使用されている人工筋肉は、骨格の腕を90度の位置に持ち上げます。)
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