360°実写シーン内を歩き回れ多視点から閲覧できる「Realities.io」、HTC Vive向けに4月5日から無料リリース

Realities.ioは、現地時間2016年4月5日からHTC Vive向けにアプリを無料リリースします。(されました。インストールはこちら。)(Realities.ioに関しては、以前記事にしましたので詳しくはそちらをご参照ください。)

端的にいえば、Realities.ioとは360°実写シーン内を自由に歩いたり短距離テレポートをしたりして多視点から実写を閲覧できるコンテンツです。一般的な360°カメラで撮影した画像では中を歩き回ったり多視点から閲覧することはできませんので、ではなく特殊な方法でそれを可能にしています。

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それは、Photogrammetry(フォトグラメトリー”写真測量法”)という方法を採用し実現します。フォトグラメトリーとは、実景を複数の観測点から撮影し、その取得した画像から視差情報を解析、寸法・形状を求める写真測量のことです。いろんな角度から撮影した複数の画像をもとにUnreal Engine 4でオブジェクトを3D化、360°実写シーンにしていきます。このことにより、360°画像内を歩き回り多視点から見ることを可能にする体験をユーザーに提供することができます。

トレーラー映像を見てもらえれば分かりますが、地球のCGから始まり、用意された世界各所のVRシーンへ移動し体験するというVRツーリズムといった内容になっています。ダウンロード情報に関しては、公式ページに掲載されると思われますのでチェックしておいてください。(リリースされたら当ポストでも追記します。)(Realities.ioに関する過去記事はこちら。)

追記:リリース

予定通り「Realities」というタイトルでSteamに登場しました。

さらに、以下のTwitter上にアップロードされたGIFを見る限りマルチプレイの可能性も示唆しています。

 

参考

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