現地時間2月14日、NBAのオールスターゲームをカナダ・トロントにてトロント・ラプターズの本拠地であるエア・カナダ・センターで開催しました。初めての米国外開催に加えて、ウィークエンドファンサービスではHTC ViveによるGoogleのTilt Brushのデモが展示されました。デモには、NBAからRussell Westbrook(ラッセル・ウェストブルック)選手、CJ McCullom(C・J・マッカラム)選手、Jeremy Lamb(ジェレミー・ラム)選手がライブペイントセッションを行いました。アーティストであるArtMob、MADSTEEZ、Jarus、Bacon、Kwestもスキルを披露しました。
(Russell Westbrook選手)
Tilt Brushとは、VR内で立体的な絵を描くVRペイントツールで、直感的なインターフェイスは、ユーザーの創造的な自由をほぼ無限に表現し、作品の周りを歩くことができるVive向け製品です。昨年、Googleに買収されたことで一時期話題になりました。
似たようなツールでいうと、先日開催されたサンダンス映画祭でOculusが発表したVRイラストツールアプリ「Quill」が思いつきます。これは、Oculus Rift CV1/Touchを使用してVR内でペイントするツールですが、Oculus Story Studioが今後制作する新VR映画「Dear Angelica」を作成するために、制作するイラストレーターのために、内部生産用として開発したツールとしています。