Uberが出願していた自動運転車の車内にてVRシステムを活用する特許が公開されました。
公開された特許では、自動運転車において、車内の乗客の経験を向上させるため、ARによるオーバーレイやVRゲームなどのアプリケーションを実現するVRシステムが用いられるアプローチが書かれます。
自動運転車の上部にあるセンサやカメラ類からのデータを利用したコンテンツアプリが考えられており、リアルタイムの360°映像と3Dデータを組み合わせたコンテンツや、酔い問題を考えて車両の動きと連動したコンテンツが例として出されます。
自動運転車の場合、目的地までの経路があらかじめ予測できるため、センサやカメラからのデータと連動することが容易にできるとします。
また、VRヘッドセットを着用している場合は、周囲の乗客の身体位置を監視できるように内部センサによって考えられており、他の乗客と衝突したり、身の回りの貴重品を監視することを可能にしています。
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