2016年にMicrosoft Researchなどに所属していた複数の研究者が退職し設立したサンフランシスコベースのスタートアップperceptiveIOは、高速で追跡するハンドトラッキングを論文にて発表しました。
Articulated distance fields for ultra-fast tracking of hands interacting
(上がLeap Motion Orion、下が本システム)
手と指の追跡は深度カメラによって行われ、低レイテンシでありながら高いフレームレート(最大1000fps)で動作すると言います。手や指が互いに重なっても、途切れることなく追跡されます。
デモ映像では、Leap Motion Orionと比較している様子が映し出され、精度を比較しながら確認することができます。
また、本システムは、数十個のジェスチャ入力を記録することができ、インタラクティブな入力デバイスとして利用することが可能です。映像でもその様子が映し出され、手のひらを指でタッチやなぞったり、親指を立てたり、つまんだり、様々な動作パターンで絵を書いたり、オブジェクトを出現させたりしている様子を確認できます。