Disney Researchは、HMDなどの装着型装置を使わないベンチベースのAR体験プラットフォーム「Magic Bench」を論文にて発表しました。
Magic Bench — A Multi-User & Multi-Sensory AR/MR Platform(PDF)
ユーザーはベンチに座り、自身が映る目の前の巨大画面を見ながら、3DCGによるキャラクターと戯れたり、エフェクトを共有したりを可能にします。グループがアニメーション・キャラクターと直接交流できるマルチ感覚の臨場感あふれる体験を作り出すとしています。
研究者らは、カラーカメラと深度センサーを使用して、ベンチ、周囲、参加者のリアルタイムHDビデオテクスチャ3D再構成を作成します。ベンチ自体には、ハプティックアクチュエーターを含んでいるだけでなく、参加者の位置と数を知る役割を果たします。
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