Microsoft Research Asiaは、屋内のナビゲーション・アプリ「Path Guide」をAndroid向けに開発しました。
本アプリは、屋内においてスマートフォンを片手にA地点からB地点へ歩くことでその道筋(トレースと呼んでいる)を作成・記録・共有することができ、後でトレースを頼りにナビゲーションとして使用することができるインドアナビゲーション・ソリューションです。
歩いてトレースを作成(レコーディング)している途中に、画像、テキスト、音声を介して注釈を差し込むことも可能です。保存されたトレースを元に任意の人をナビゲートすることを可能にします。
ビーコンやWiFiに依存することなく、端末搭載の磁気センサーによるデータに基づいてトレースを構築するため、ビーコンがない施設やWiFiが不安定な場所でも関係なく使用することができます。
磁気センサーは、磁場の大きさや方向を計測するセンサーで、建物内では比較的安定していることが確認されています。
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