オーストラリアのスタートアップ「Navisens」は、Wi-Fiアクセスポイント、Bluetoothビーコン、GPSなどのインフラに頼らず屋内外の位置と方向をリアルタイムに把握するARロケーションプラットフォームを開発しています。
特許申請中のmotionDNAテクノロジーを駆使して、モバイルデバイス内にある慣性センサー(加速度センサーとジャイロスコープ)のデータを処理し3Dナビゲーションソリューションを提供します。
特徴的なのが、WiFi、GPS、Bluetoothビーコン、フィンガープリンティング、キャリブレーションを必要とせず動作すること。そのことで、位置を展開する時間とコストを削減、一定のメンテナンスの必要性を削除し、スケールへの障壁を取り除きます。
motionDNAは、iOSとAndroid用のネイティブSDK、ブラウザ内でセンサーデータを処理するWeb APIとして利用できます。
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