VR内の仮想壁や重い物体の感触を再現する電気筋肉刺激(EMS)を用いた触覚フィードバック・システム「Haptics for VR walls」が論文にて公開されました。
システムは、電気による筋肉刺激でユーザーの手首、上腕二頭筋、三頭筋、肩の4つの筋肉群を作動させ、腕を後ろに引っ張る反作用力を生成させることで、壁や重い物体に触れた時の触覚を再現します。
筋肉群の組み合わせにより、様々な効果をシミュレートします。デモでは、ソフト壁の再現、ビリっと反発壁の再現、キューブを持ち上げる、物体をスライドさせる、ボタンを押す、投射物が当たる感触などのデザインが披露され、映像でも体験している様子を確認することができます。
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