2016年7月14日、NVIDIAは、自社技術を体験してもらうためデモ用としたVRコンテンツ「VR Funhouse」をSteamにてHTC Vive向けに無料リリースしました。
ゲームエンジンUnreal Engine4で開発されたモグラ叩きや射的、風船割りなど7種のミニゲームが体験できます。そして、Low、Medium、Highの3段階でクオリティレベルを設定することができ、それぞれ推奨環境が発表されています。
そして、何よりもNVIDIAがVR向けに開発してきたSDK「GameWorks」と「VRWorks」が駆使されています。それらには、反響や余韻といった跳ね返りも計算したパストレースド・オーディオ・テクノロジである「VRWorks Audio」や、レンダリングにおいてVRに最適化された新しいアーキテクチャ「Simultaneous Multi-Projection(過去記事)」、VR内オブジェクトにおいて感触の双方向性を提供してくれる「PhysX」などが含まれており、どれも今後VRコンテンツにおいてベースになりうる可能性を秘めた技術が盛り込まれています。
VR Funhouse、Steamページはこちら。以下の映像は、リリースと同時に公開された動画です。