2016年4月12日、イングランドの都市ブリストルで開催されたイベント「VR World Congress (VRWC)」にて、チップメーカー「AMD」は独自にVRヘッドセットを開発していることを明らかにしました。
基調講演を行ったのは、同社ラボのRoy Taylor氏。Taylor氏によると、解像度は4K、ディスプレイのリフレッシュレートは120Hzを誇ると言います。Oculus Rift CV1は90Hzなので、一概には言えませんが、よりなめらかに映し出すことができると。ただ、内部テスト用に使ってるとし、コンシューマー向けリリースは想定していないとのことです。
また、Taylor氏は、片目当たり16K解像度で毎秒144Hzを達成することが技術用として実際のゴールであるとも述べました。ちなみに、AMDはVRWCのヘッドラインスポンサーです。
Sulon Q
AMDといえば、先日Sulon Technologiesと共同で空間マッピングとVRとARを複合したスタンドアロンヘッドセット「Sulon Q」を発表しました。デバイスは、AMDの最近発売されたAMD FX-8800P(CPU4コア、GPU8コア)のプロセッサを搭載しています。(過去記事参照)