AltspaceVR開発者によるネイティブVRテキストエディタ「RiftSketch」UnityやUE4にみるVR内で3Dコンテンツを作成するビジュアルツールはテキストコーディングに比べクリエイティブな発想を軟弱にする?

RiftSketchは、AltspaceVR開発者Brian Peiris氏によって作成されたネイティブVRテキストエディタです。VRヘッドセットを装着したままプログラムをリアルタイムに可視化することができます。映像では、手元のキーボードをVR内に映しだしてコーディングしています。Leap Motionとも組み合わせ、大きさや配置などの数値を可視化されたオブジェクトを見ながらハンドジェスチャー操作で作成しています。

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Brian Peiris氏へのメールインタビュー(by UploadVR)によると、「RiftSketchは、VRのためのライブコーディング環境です。」と言います。さらにBrian Peiris氏は、Webブラウザ、スマートフォン上でもRiftSketchを実行できるようにしたWebVRを完了しています。Firefox、Google Chrome経由で、iOS、Android、PC、Macで動作するはずとし、Oculus DK1、DK2、HTC Vive、Google Cardboardで使用できると言います。システムの主要なプログラミング言語はJavaScriptで、3Dグラフィックスを供給するためにThree.jsを使用しています。

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最近、UnityUnreal EngineがVR内で3Dコンテンツを制作するデモをそれぞれ披露しましたが、これから一般向けにもビジネスしていく一方で、Brian Peiris氏はそういったテキストベースではないビジュアルプログラミング言語含めたコーディングに懐疑的です。テキストを捨てるとき、それは本当にそれはプログラム言語なのか、表現力や柔軟性を失うのではないのかと危惧しています。

昨今のプログラミングは、良いのか悪いのか技術の進歩でライブラリを組み合わせる事によって成立してしまうものが多く、線一本引くのに苦労した昔の光景が埋もれている気もします。一概には言えませんが、ピクセルレベルでコーディングできるプログラマは原点を知っている分、比べてクリエイティブ発想が豊かになるのかもしれません。とはいえ、時代の流れに逆らう必要もないと思いますので、原点を知った上で高品質なライブラリを使用するのがいいのかもしれません。RiftSketchは、Githubから。

 

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