VR内歩行技術、行き先をライブレビューしてから移動する短距離テレポートを採用したHTC Vive向け一人称ステルススパイゲーム「Budget」

Neat Corporationは、HTC Vive向けのステルスゲーム「Budget」を発表しました。当タイトルは、現地時間2月10-11日にUnity主催で開催されるイベント「Vision VR/AR Summit」のファイナリストタイトルとして選抜されています。

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プレイ動画がYoutubeで公開されており、そこから分析すると敵の施設の中で敵を攻撃して進んでいくといった一人称スパイゲームです。特徴的なのが、短距離テレポーテーションです。数歩先の地点に銃のようなものから発射されるポインターをセットしてまずはライブプレビューで確認、テレポート先の状況を現在地の映像に重ねた形で確認します。その結果行きたいのであれば、ワンタッチで移動するというものです。

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映像ではテンポがよく速いので分かりづらいですが、行き先が表示され、その後にテレポートしている様子が見てとれます。問題なのが移動によるVR酔いです。今回のテレポート方法がどれほどVR酔いに影響するか分かりませんが、テレポート技術において、行き先を明確にする、テレポート前にユーザーに予告をするなどの対策をクリアしているのでいい感じなのかもしれません。現に、ファイナリストに選抜されてるので評価も高いことでしょう。

タイトルの販売日、価格は未発表で、4月に発売予定のHTC Viveに向けてリリース予定としています。尚、Oculus Rift、Playstation VRへの対応も未発表としています。ちなみに、VR内テレポート移動に関しては、過去にも「blink」やEpic Gamesの「Bullet Train」がありますので参考までに。

 

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