中心の長方形部分だけが動いて周囲は後からついてくる新しいVR歩行技術「Tunneling」

カルフォルニア在住のbrantlewさんは、VR歩行技術「Tunneling(トンネリング)」の実験映像をyoutubeで公開しました。動画では、一人称視点によるVR歩行の提案を3段階で説明しています。

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まず「Typical Locomotion(典型的な移動)」として、画面全体がヘッドモーション、マウス、キーボードの指示で動く一般的な方法が行われたあとに、「Static Tunnel(静的なトンネル)」がデモされます。これは、中心の長方形部分とそれ以外の周囲とが連動しない動きをするというもので、ヘッドモーションだと全体が動くけれど、マウス操作だと中心だけ動いて周囲が動かない、キーボード操作だと両方別の動きができる。

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そして、「Tunneling(トンネリング)」では、先ほどのように中心の長方形だけが動いて、さらに動いた先に全体がテレポートするVR移動を見せます。中心が先に動いて周囲はあとからついてくるといったイメージです。

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この方法がVR歩行においてどれくらい有効なのか、そしてVR酔いにどれだけ効果的なのか分かりませんが、今までになかった新しく斬新な発想といえます。VR内歩行でいえば、HTC Viveを使った「blink」というのがありますが、これはテレポートしたい先を光の点でコントロールしてそこへ飛ぶ方法です。(過去記事)Epic Games社が開発したOculus touch向けFPSアクションゲーム「Bullet Train」なんかは、はじめからテレポートできる場所が決まっていて、光の点が固定されている状態でそこへテレポートするというものでした。

追記:後日、Oculu Shareでアプリがリリースしました。DK1、DK2向けです。

リンク

Meant to be Seen – View topic – Tunneling – Experimental VR Locomotion Technique

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