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NVIDIA、SMIと最新アイトラッキング技術「Foveated Rendering(中心窩レンダリング)」をHTC Viveに実装するデモをSIGGRAPH 2016で披露

NVIDIAは、2016年7月24-28日に米カリフォルニア州アナハイムで開催のCGおよびインタラクティブ技術の学術的祭典「SIGGRAPH 2016」にて、ドイツベースのアイトラッキング技術を得意とする「SMI」と提携し「Foveated Rendering(中心窩レンダリング)」のデモを披露することを発表しました。

NVIDIAは、SMIのアイトラッカーキットを利用してHTC Viveに中心窩レンダリングを実装します。

MSI

中心窩レンダリングとは

中心窩レンダリングとは、ユーザーの視線を追跡し中心部だけを高解像度にし、周囲を低解像度に描画する視線ベースのレンダリング技術のことです。そのことで、PCへの負担を軽減させパフォーマンスを向上させるというもの。SMIは、CES 2016にて最大250Hzで動く最新のアイトラッカーキットを披露しました。急速な眼球運動において低遅延による高いパフォーマンスを実証しています。

中心窩レンダリングは、日本でFOVEが先行し開発を進めていますが、VR業界としても次世代VRヘッドセットのデフォルトで搭載されるコア技術と言われています。そういった潮流の中で今回大手ビデオカードメーカーが関わってきたことは大きな一歩と言えます。

SIGGRAPHでは、ブース472にて展示されます。

追記:デモ映像が公開

デモ映像がNVIDIAのYouTubeアカウントにて公開されました。動画で中心窩レンダリング効果を確認することができます。

新しく進化しているポイントは、ぼかした時の周辺視野においてコントラストが低下する現象に着目し、あえてコントラストを保ちつつ中心窩レンダリングを実行したところです。

B.temporallyStable-1200x675 C.contrastPreserving-1200x675

上が従来のぼかし。下がコントラストを保ったぼかし。右上の時計に視線を合わせ周辺視野で地球儀を見ると分かりやすいかもしれません。同じ中心窩レンダリング効果の中で下の方が違和感なく見えるのが確認できるかと思います。

詳しくはこちら。

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