仮想ハンド等を制御できる非侵襲神経インターフェース・リストバンド開発の「CTRL-Labs」2,800万ドル調達。GoogleやAmazonも投資

仮想ハンド等を制御できる機械学習を用いた非侵襲神経インターフェース・リストバンドを開発する米ニューヨークに本拠を置くスタートアップ「CTRL-Labs」が、2800万ドルを調達しました。投資家の一社であるVulcan Capitalもツイートしました。

投資家には、 Lux Capital、Google Ventures、Vulcan Capital、Amazon Alexa Fund、Spark Capital、Matrix Partners、Breyer Capital、Fuel Capitalなど、その他著名なエンジェル投資家も含まれます。

CTRL-Kit

同社は、脳から手を通過して指に入る運動制御の神経をリストバンドから読み取って、仮想ハンドやロボット等をコントロールする非侵襲の神経インターフェースデバイス「CTRL-Kit」を開発しており、現在早期アクセスを募っています。

ノイズの多い場所である脳内の信号を見つけようとするのではなく、手からの信号をベースにしている点が特長です。

リストバンドでは、筋電図(ENG)を用いて、筋肉から発生する電気信号を捉えます。また、等尺性収縮(筋肉の長さが変わらない中での筋収縮)を捉えることが可能ですので、実際に手が動いているように見えなくても操作することができます。

これらのことで、ユーザの意図を読み取ったジェスチャ入力や、仮想ハンドの制御、ロボット操作などを可能にします。

 

アーカイブ

ページ上部へ戻る