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ブリティッシュコロンビア大学ら、人体が衣服等と接触した際の肉体変形をより現実的にシミュレートする物理装置を用いた手法を発表

ブリティッシュコロンビア大学とVital Mechanics Researchの研究者らは、人体との接触をより現実的にモデリングするためのパイプラインを発表しました。

論文:The Human Touch: Measuring Contact with Real Human Soft Tissues
著者:DINESH K. PAI, AUSTIN ROTHWELL, PEARSON WYDER-HODGE, ALISTAIR WICK, YE FAN, EGOR LARIONOV, DARCY HARRISON, DEBANGA RAJ NEOG, COLE SHING

本論文は、人体が衣服やその他の物体と接触した際、どのように変形するかをより正確にシミュレートするために、ハンドヘルド・スキンプローブ装置を用いて直接測定するアプローチを提案します。

本提案手法は、 フォーストルクセンサと3台のカメラを組み込んだハンドヘルド・スキンプローブ装置を用いて、身体の異なる位置の組織特性を測定し、パラメータをこのデータから推定、個人のパーソナライズしたモデルをシミュレートするために使用します。

ハンドヘルド・スキンプローブ装置の断面図。画像右:①フォーストルクセンサ。⑤3台ある内視鏡カメラ

また、スキンプローブ装置とターゲットの皮膚の位置と向きを記録するために、8台のカメラが整備されたVicon MXモーションキャプチャシステムを用います。下図、青領域がターゲットが立つ位置、緑領域がデータを記録するゾーン。

これらのことで、人間の身体をより現実的にシミュレートすることができ、また、より個人にフィットしたアパレルデザインや、コンピュータアニメーション、医学などにおいて、多くの用途に活用できる可能性も導き出しました。