KAIST、ユーザがどう使用するかの姿勢をリアルタイムに確認しながら製品デザインできる設計ツールを発表。不健康な姿勢を防ぐガイドラインも提供

KAIST(韓国科学技術院)による研究チームは、ユーザがどのように使用するかの姿勢を確認しながらプロダクトデザインできる設計者向けインタラクティブデザインツール「SmartManikin」を発表しました。

論文:SmartManikin: Virtual Humans with Agency forDesign Tools

著者:Bokyung Lee, Taeil Jin, Sung-Hee Lee, Daniel Saakes
所属:KAIST


ビデオ制作者:Bokyung Lee

本論文は、ユーザが製品をどのように使用するかを予測するための設計者向けデザインツールを提案します。今回は、机と人間の姿勢において最適な特徴を推定することに焦点を当てます。

モデルを作成するために、まず実世界において快適さを調べる目的で、さまざまな作業環境(机の高さやモニターの配置など)で快適な姿勢をKinectを用いてキャプチャします。収集した姿勢の特徴を特定し、デスク構成に関して回帰関数を訓練します。

訓練されたモデルを搭載したSmartManikinは、リアルタイムの設計変更に反応し、所定の机の設定で適切な姿勢を生成します。シミュレートされた姿勢はPCなどのアイテムにも依存し、デザイン中に他のアイテムとの関連でインタラクションを検討することも可能にします。また、ユーザの座り方の好みも反映する一方で、快適だが不健康な姿勢を防ぐために、人間工学的ガイドラインも提供します。