グラスゴー大学ら、超音波によって音響浮揚させた物体に対して指をさすことで選択し、揺れるインタラクションを与える「Point and Shake」発表

英国のグラスゴー大学とサセックス大学の研究者らは、超音波によって音響浮揚させた物体に対して指をさすことで選択し、揺れるインタラクションを与える「Point and Shake」を発表しました。

論文:Point-and-Shake: Selecting from Levitating Object Displays
著者:Euan Freeman, Julie Williamson, Sriram Subramanian, Stephen Brewster

本稿は、超音波スピーカーを用いて浮遊させた小型のオブジェクトに対して、人が指をさすことで選択し、フィードバックとして揺れる動作を与える提案をします。

2つの要素が研究されます。1つは、浮遊物体をより正確に素早くポインティングできるか。もう1つにオクルージョン、浮遊物体の後ろに浮遊物体がある状態で後ろの浮遊物体だけを選択することができるのか。

ジェスチャ入力センサにはLeap Motionが用いられました。結果、浮遊物体が10mm以上のときに正確(96%)かつ素早く(4.1秒)選択することができました。そして、遮蔽されたオブジェクトを選択できるようにこちらの技法を用いて、正確に(95%)選択することができました。

 

追記 2019/4/28

Leap Motionを用いて制御する動画が公開されました。

 
 

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