クイーンズ大学など、ドローンに搭載の円筒型ライトフィールドディスプレイに頭部3D画像を表示する浮揚式テレプレゼンスシステム「LightBee」発表


クイーンズ大学とオールボー大学による研究チームは、ドローンに搭載の円筒型ライトフィールドディスプレイに頭部3D画像を表示する浮揚式テレプレゼンスシステム「LightBee」を発表しました。

論文:LightBee: A Self-Levitating Light Field Display for Hologrammatic Telepresence

著者:Xujing Zhang, Sean Braley, Calvin Rubens, Timothy Merritt and Roel Vertegaal
所属:Human Media Lab Queen’s University, Human Centered Computing Aalborg University

本論文は、ドローンに整備した円筒型のライトフィールドディスプレイに顔を表示する浮揚式テレプレゼンスシステムを提案します。本提案は、遠隔地ユーザの顔部分を投影したディスプレイを相手側にドローン飛行させて表示するアプローチを検証します。

ドローンの周囲を囲むように円筒状に再帰反射シートを配置しスクリーンとして使用します。プロジェクタアレイは、ODROIDコンピュータを備えたPicoPro 720pスマートプロジェクタを、天井からのレールに約195cmの高さで45台吊り下げます。それぞれが独自の視点からレンダリングしたビデオストリームを再帰反射シートに約59°の運動視差で投影します。

頭部画像をあらゆる角度から同時に投影することで、ヘッドセットや立体眼鏡を必要とせずに、運動視差と立体視を提供するライトフィールド表示を可能にします。ドローンの動きは、遠隔地ユーザの頭の動きを3台のZED Stereo Cameraでキャプチャし制御します。 また、ドローンに搭載された2台の小型カメラで遠隔地の風景を認識できます。

これにより、遠隔地ユーザの顔部分を連続的な運動視差で立体的に知覚しながら、空中に浮かぶ顔を見て対話できます。また、遠隔地ユーザも、制御可能なドローン視点で相手の顔や風景を見ながら対話できます。