サセックス大学など、超音波を用いて空中浮遊させたディスプレイにプロジェクションマッピングする技術を発表。6自由度でリアルタイム制御可能

サセックス大学とナバーラ州立大学による研究チームは、超音波を用いて空中浮遊させたディスプレイにプロジェクションマッピングする技術「LeviProps」を発表しました。

論文:LeviProps: Animating Levitated Optimized FabricStructures using Holographic Acoustic Tweezers

Rafael Morales¹ Asier Marzo² Sriram Subramanian¹ Diego Martinez¹
¹Interact Lab, University of Sussex ²UpnaLab, Universidad Pública de NavarraBrighton, United Kingdom Pamplona, Spain

本研究は、超音波を用いて空中浮揚させたディスプレイにプロジェクションする技術を提案します。

空中浮遊は、超音波アレイと軽量で透明の2D生地、アンカーのポリスチレンビーズで構成されます。この構成は、超音波でビーズを浮遊させ、透明の生地はビーズに取り付けてるだけという仕組みです。ビーズを複数浮遊させることで、大きな生地を支えることを可能にします。これは、大きく重たい物を浮遊できない超音波の課題を違う角度からチャレンジしたアプローチになります。浮遊するビーズは、同時に移動し回転することで相対的な位置を保持します。つまり6自由度で浮遊させることができ、またリアルタイムにできることからインタラクティブな制御を可能にします。

加えて、生地は好きなデザインに形成でき、形成したデザインとアニメーションの入力からビーズの数や最適な位置を計算をします。これにより、例えば蝶々のデザインをインタラクティブに浮揚させることを可能にします。さらに、浮遊させた物体に投影することも可能で、空中ディスプレイとして使用できます。例えば、先ほどの蝶々に対して色を投影し、カラフルな蝶々を羽ばたかせることができるといった具合です。

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