南カリフォルニア大学、MRIを用いて手の動きをより自然にシミュレーションする手法を発表

南カリフォルニア大学による研究チームは、核磁気共鳴画像法(かくじききょうめいがぞうほう/ magnetic resonance imaging, MRI)を用いて、手の骨格を取得し、より自然なハンドシミュレーションを可能にする手法を発表しました。

論文:Hand Modeling and Simulation Using Stabilized Magnetic Resonance Imaging

BOHAN WANG, University of Southern California
USAGEORGE MATCUK, University of Southern California 
USAJERNEJ BARBIČ, University of Southern California

手のモデリングやアニメーションは、様々なジャンルで重要です。しかしながら、モーションキャプチャなどの外部デバイスによるトラッキングでは表面上から予測することだけしかできません。より自然な動きを行うためには手の腱、脂肪組織、筋肉などの内部から予測する必要があります。

そこで本論文は、MRIを用いて取得した手の骨格から、よりリアルな手のコンピューターアニメーションを生成する方法を提案します。提案手法は、MRIから複数のハンドポーズから手の骨格高解像度ジオメトリを取得します。取得時は、スキャン中に動かないように手の金型を使用し固定、長時間のスキャンを可能にします。そして、取得した複数の手の骨格から動きをシミュレーションします。