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Google、モバイルVRでも高品質な3Dシーンを描画できるレンダリングツール「Seurat(スーラ)」をGitHubにて公開

Googleは、低スペックなモバイルVRなどのGPUでもリアルタイムに高品質のVRシーンを描画できるレンダリングツール「Seurat(スーラ)」をGitHubにて公開しました。

GitHub:googlevr/seurat: Seurat is a scene simplification technology designed to process very complex 3D scenes into a representation that renders efficiently on mobile 6DoF VR systems.

Seuratは、VRシーンが通常は限られた表示領域から見えるという事実を利用してシーンのジオメトリとテクスチャを自動的に最適化するツールです。モバイルVRでも複雑な3Dシーンを効率よく描画することが可能になります。

ユーザの動ける範囲を制限するところから始まり、そこからSeuratが制限した範囲内でシーンがどう見えるかを計算、必要な部分だけを再構成した新たなシーンを自動生成します。シーンを簡素化します。

このことで、数百万のポリゴンを持つ複雑な3Dシーンでも数十万に削減し、それでいて設定した範囲内であれば、オリジナルに遜色のないクオリティをレンダリングすることが可能になります。

Unity、Unreal、Mayaのプラグインもあります。

この度、Seuratを実証するために「Blade Runner」を最適化。46.6百万の三角ポリゴンのシーンをわずか30.7万に減少させ、視覚的品質をほとんど損なわずに100倍以上のパフォーマンスを叩き出しました。以下が比較画像です。上の画像がオリジナルで、下の画像がSeuratで最適化したシーン。


(オリジナルのシーン)


(Seuratが生成したシーン)