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Google、広角カメラによる写真の両サイドに写る顔の歪みを補正するアルゴリズムを発表。顔領域に特化

Googleによる研究チームは、広角カメラで撮影した画像の両サイドに写る被写体の顔の歪みを補正するアルゴリズムを発表しました。

論文:Distortion-Free Wide-Angle Portraits on Camera Phones

著者:YiChang Shih, Wei-Sheng Lai, Chia-Kai Liang
所属:Google

広角97°の視野で撮影されたセルフィ画像 (a):両サイドの被写体の顔が歪んでいる。(b):本アルゴリズムで補正した画像

広角カメラが備わっているスマートフォンで撮影すると、広い視野ゆえ強い遠近による歪みをもたらします。とりわけサイドの顔の歪みは致命傷です。そこで本論文は、画像の他の部分に影響を与えずに顔(局所)を補正するアルゴリズムを提案します。

透視投影でレンダリングされた広角画像を入力に、被写体セグメンテーションマスクを計算して顔領域を特定し、カメラの焦点距離から立体投影を推定します。次に、次に、エネルギー最小化を用いて顔領域に局所的ステレオグラフィックワープを実行するターゲットメッシュを計算します。最後に、最適化されたメッシュで入力画像をワープして面の歪みを回復します。

本提案手法は、人間が一番注目する顔領域に特化しています。アルゴリズムは完全に自動化されており、モバイルプラットフォーム上で対話型の速度で動作します。 出力結果は、FOV70°から120°までの4000枚以上の画像で良好な結果を示しました。今後は、広角ビデオに拡張したいと考えています。以下の画像で入力画像と出力結果を比較しながら確認することが出来ます。その他、多数の比較画像はこちらから。