産総研、イラスト画像をレイヤーに分解する手法を発表。分解したレイヤーをPhotoshopやGIMPなどで編集

産業技術総合研究所の研究者らは、イラスト画像を入力に、レイヤーに分解する手法を発表しました。

論文:Decomposing Images into Layers with Advanced Color Blending
著者:Yuki Koyama, Masataka Goto

Credit:David Revoy

本論文は、ターゲット画像をハードライトや乗算などのカラーブレンドモードとして、半透明レイヤーに分解する手法を提案します。

ユーザは、入力であるターゲット画像のレイヤーの数、各レイヤーのカラー分布、カラーブレンドモードを指定することで、様々な分解を探求することができ、生成したこれらのレイヤーをPhotoshop、GIMP、After Effectsなどにインポートし、ターゲット画像上で編集することを可能にします。これにより、レイヤーベースにエフェクトを容易に適応することができます。

また、上図のような新しいデジタルペインティングのワークフローも提案します。最初に、PaintsChainerなどの線画自動着色サービスを用いて、スケッチからカラー画像を生成し、本提案手法を用いて分解、必要に応じて手動で各レイヤーを個別に編集し、最後に画像を再合成することで出力するといったワークフローです。

 

追記(2019.1.8)

上記を用いたWebサービス「Unblending」が公開されました。コードも公開されています。

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