スタンフォード大学、仮想ショッピングの触覚体験をドローンを用いて再現するシステムを発表

スタンフォード大学の研究チームは、ドローン(無人航空機)を用いて、VR内の仮想ショッピング体験の触覚を再現するシステム「HoverHaptics」を発表しました。

論文:Beyond The Force:Using Quadcopters to Appropriate Objects andthe Environment for Haptics in Virtual Reality

著者:Parastoo Abtahi, Benoit Landry, Jackie (Junrui) Yang, Marco Pavone, Sean Follmer, James Landay
所属:Stanford University

左:生地の素材を触って確かめている様子。中央:ハンガーを物理的に移動させている様子。右:ドローン本体を物理的に移動させている様子。

本論文は、ドローンを用いて、VR内の仮想ショッピングにおける様々なアクションの触覚を提供するアプローチを提案します。遭遇型ハプティックデバイスとしてドローンを用いるアプローチは過去多数研究されてきましたが、本アプローチは、仮想ショッピングに特化し、ホバリングや移動を用いて、ハンガーを物理的に手に取ったり、生地の素材を提示したりなどの触覚フィードバックを生成します。本提案手法では、3つのハプティックインタラクションを紹介します。

  • a: ドローン本体を動く触覚デバイスとして安全に触れることができるように機能させる
  • b: 生地などをドローンに取り付けることでテクスチャの触覚を機能させる
  • c: ハンガーなどの物理オブジェクトを取り付けて動的に機能させる

ドローンには、トラッキング用のマーカが取り付けられ、ユーザもHTC Viveとマーカ付きの手袋を装着することで外部カメラから追跡します。そして、洋服店である仮想シーンと、本提案手法によるハプティックシステムを統合することで、VR内にて触覚を感じながらショッピングできる体験を提供することを可能にします。

 

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