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スタンフォード大学、老眼を矯正するアイトラッカと深度センサを組み合わせた焦点可変レンズシステムを発表

スタンフォード大学の研究者らは、老眼を矯正するアイトラッカと深度センサを用いた焦点可変レンズシステム「Autofocals」を発表しました。

論文:Autofocals: Gaze-Contingent Eyeglasses for Presbyopes
著者:Nitish Padmanaban, Robert Konrad, Gordon Wetzstein

老眼(正式には老視)とは、高齢になるとレンズの役目をしている水晶体が硬化し、弾性力が低下、近くを見るときに必要なピント合わせができなくなる状態をいいます。本稿は、老視矯正のため、アイトラッカと深度センサからのデータを組み合わせて、自然なリフォーカスができるシステムを提案します。

本提案手法は、アイトラッカを使用して輻輳推定と、深度マップにおける注視位置を用いて誤差補正を決定、電気式焦点可変レンズを自動的に駆動させます。これらにより、注視からの情報を使用して、フォーカスを近くまたは遠くに動的に更新することを可能にします。

初期のプロトタイプでは、Realsense R200デプスカメラ、Pupil Labsアイトラッカ、Optotune EL-30-45レンズ等、市販のコンポーネントを中心に構築され、25cmに近い焦点を合わせることに成功しました。性能は、従来の矯正に匹敵、時にはそれより優れていることを報告します。