KAISTなど、2台の小型プロペラを搭載したリアルタイムに力覚を生成する触覚フィードバックデバイス「Aero-plane」発表

KAIST、ダートマスカレッジ、シカゴ大学による研究チームは、2台の小型プロペラを搭載した力覚を生成する触覚フィードバックデバイスを生成する「Aero-plane」発表しました。

論文:Aero-plane: A Handheld Force-Feedback Device that Renders Weight Motion Illusion on a Virtual 2D Plane

Seungwoo Je ¹ , Myung Jin Kim ¹ , Woojin Lee ¹ , Byungjoo Lee ² , Xing-Dong Yang3, Pedro Lopes4, Andrea Bianchi ¹ Industrial Design, KAIST ¹ , Graduate School of Culture Technology,
KAIST ² , Computer Science, Dartmouth College ³ , Computer Science, University of Chicago ⁴

本研究は、0.3秒以内に最大14 Nの移動重量をレンダリングできる2台の小型ジェットプロペラに基づいた力覚フィードバック・ハンドヘルドコントローラを提案します。

プロトタイプは、非常にシンプルな作りで、棒状の先端に2台のジェットプロペラを取り付けた構造です。プロトタイプの重量は約1kg。各ジェットプロペラを回転させてVR内の触覚を再現します。VRとの連動はリアルタイムに行われ、低レイテンシで垂直力覚を生成します。

実験では、2種類のアプリケーションが紹介されます。1つ目は、平面上を転がるボールの再現です。平面上を移動する物体の触覚運動を錯覚させます。2つ目は、 異なる形状とサイズのキッチンツールの再現です。調理器具の長さ、重さ、重心に応じて、さまざまな触覚フィードバックを提供します。

また、棒状のプロトタイプだけでなく、銃のハンドル型アタッチメントに応用してショットと同時に力覚フードバックを生成したり、釣りアプリケーションでは竿として使用したり、さらに、スマートフォンに取り付けてスマートフォンの画面を見ながら、飛行制御するアプリケーションも紹介します。

アーカイブ

ページ上部へ戻る