ICL、平面ホログラムをリアルタイムにシミュレーションするために回折を推定する手法を発表

インペリアル・カレッジ・ロンドン( Imperial College London, ICL)の研究者らは、平面ホログラムをリアルタイムにシミュレーションするために回折を推定する手法を発表しました。

論文:Acquiring Spatially Varying Appearance of Printed Holographic Surfaces
著者:Antoine Toisoul, Daljit Singh Dhillon, Abhijeet Ghosh

本論文は、ホログラフィで生成した平面ホログラムの空間的に変化する回折効果を推定するためのアプローチを提案します。

ここでいう平面ホログラムとは、レーザ光を用いて立体画像を再生するデニシュウクホログラムではなく、光の角度でキラキラと多彩な虹色に変化し光る平面エンボスホログラムのことを指します。ホログラムペーパーやホログラムステッカー、セキュリティホログラムなど様々な装飾材料に用いられています。

平面ホログラムがキラキラ見えるのは、ホログラフィ技術による回折効果が用いられているからです。回折の中でもホログラムで用いられる1次回折光を推定するのが本提案手法です。本提案手法を用いることで、これらの空間的に変化する影響をリアルタイムかつ正確に再現することを可能にします。

 

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