「The Void」という、VRアトラクションが体験できるバーチャルエンターテイメントセンター(Virtual Entertainment Centers)の作成プロジェクトが米国ユタ州で進んでいます。
VR体験ができる施設を作るプロジェクトなのですが、特徴的なのは仮想空間と物理空間を一体化させた体験型ゲームがある事です。簡易に作られたセット(ゲームポッド)の中をユーザーに歩かせ、HMD越しにゲームを見せるという、外のセットと中のVRをリンクさせてるゲームです。
壁や扉などのセットはもちろん、プレイヤーの位置や動きもリンクしていて、前に進めばゲーム内でも前に進み、手や脚も連動してるという不思議な空間になっています。
これらは、独自のHMD、ベスト、グローブを使って、プレイヤーの動きを記録しVR内に反映させることで実現しています。
さらに、臨場感を高めるために、ガス噴射やスクリンプラーによる水噴射など
乗り物系アトラクションも。いろいろ試行錯誤してる模様です。
というような、VRとリアルを一体化させた仮想アトラクションが楽しめる施設「バーチャルエンターテイメントセンター」を作るプロジェクトが「The Void」というわけです。
将来的には、映画館や遊園地に行く感覚で、こういったVR専門施設に遊びに行くようになるのでしょうか。とてもわくわくしますね。今後の「The Void」の動向にも注目です。
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source/all photo:THE VOID