28日間、1度もはずすことなくOculus Riftを装着し、他人の行動、視点、音などを体験させられる人体実験「Seeing I」がKickstarterで出資を募集していました。
被験者の名前は、Mark Farid氏。パフォーマーでありアーティスト。今回の企画も実験というよりパフォーマンスに近い感覚でやってるみたいです。昔にあった一ヶ月間マクドナルドだけ食べるとどうなるかという実験みたいな感じです。
用意された個室の中で28日間オキュラスを装着して生活するのですが、被験者が見てる映像は部屋のスクリーンに映し出され、今何を見ているかが全員に分かるようになっています。
しかも、視覚や音だけじゃなく運動や食事などの身体的な部分も出来るだけ同じにしています。
例えば、VR内でコーンフレークを食べたら、実際にコーンフレークを食べるし(スタッフに食べさせてもらうわけですが)、他にも、VR内で走れば実際に走らなければならないし、トイレもです。
そんな感じで28日間、他人の人生を体験するとどうなるかという検証実験をするわけです。さてどうなるのでしょうか?途中棄権、ドクターストップ、想像がつきません。どうなるかぜひ見てみたいものです。
海外でも、かなり取材を受けてますし期待です。前代未聞ですね。
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source/all photo Seeing I: 28 days living only through Virtual Reality by Seeing I — Kickstarter