UCSBら、部屋の中にいる人の総数を、壁の外側に配置したWiFiを用いてカウントするフレームワークを発表

カリフォルニア大学サンタバーバラ校/バークレー校の研究者らは、部屋の中の人(群衆)を部屋の外からWiFiを用いてカウントするアプローチを発表しました。

論文:Crowd Counting Through Walls Using WiFi
著者:Saandeep Depatla, Yasamin Mostof

本論文は、壁で囲まれた部屋の中にいる人の群衆を、Wi-Fiの電波の受信強度(RSSI:Received Signal Strength Indicator)を測定するだけで、総数を決定するフレームワークを提案します。人が携帯するスマートフォンの機器に頼ることなく計測します。

壁で囲まれた部屋の外側にWiFi送信機と受信機を配置し、受信強度に基づいて人の数をカウントします。これにより、例えば、データをもとに、冷暖房の調整をしたり、商業店舗のマーケティング調査に利用したり、多方面での活用が期待されます。

 

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