米ブルックリンに本拠を置くスタートアップ「Looking Glass」は、VR/ARデバイスを必要とせず裸眼で3Dホログラムを閲覧、インタラクティブに操作できるライトフィールドディスプレイベースの開発者キット「Holoplayer One」を発表しました。
Holoplayerは、ライトフィールドディスプレイで構成され、特別なメガネやヘッドセットを必要とせずに3D画像を取得します。
LCDスクリーンから逆反射されたシーンの32のビューを提供し、画像は1ビューにつき267×480の解像度を有します。視野は50°。
また、表示した3D画像をインタラクティブに操作することができます。それはIntelのRealSenseデプスセンサを使用して指先の動きを追跡し、その情報を中継して、指が行うジェスチャーや動きに適切な応答を作成します。
価格は750ドル(約8.4万円)。PCが含まれたプレミアムエディションで3,000ドル。箱の中身は、HoloPlayer One Developer Edition、RealSense SR300、キャリングケース、あとはケーブルアダプタ類です。PCは必須(好ましくはNvidia GPUを搭載したPCまたはUSB 3.0ポートを備えたMacBook Pro)。2018年4月に出荷する予定です。
また、HoloPlay SDKを使用すると、Unityでアプリケーションを作成することが可能です。