スタンフォード大学の研究チームは、複数の小型自走ロボットが引っ付き合いVR内の物体を再現することでユーザーに触覚体験を与える組立て式ロボットシステムに関する論文の要旨とデモ映像を公開しました。
Robotic Assembly of Haptic Proxy Objects for Tangible Interaction and Virtual Reality
完全な論文は、現地時間10月17-20日にイングランドで開催するイベント「ACM ISS 2017」にて披露される予定です。
本ロボットシステムは、多数の自走小型ロボットがブロックのように引っ付き合い仮想内のオブジェクトに似た物理オブジェクトをレゴのように作り出します。
自走小型ロボットには「Zooids」が用いられ、磁気によって引っ付き、トラッキングはマーカーによって行われます。
VRをプレイするユーザーは、ロボットが作り出したその物理オブジェクトを触って、仮想内オブジェクトの触覚フィードバックを体感します。
デモ映像では、ステルス機を作り出し、ハンドルを作り出し、それらに触れてVR体験している様子が映し出されます。