台北に本社を置くAI(人工知能)を活用したテクノロジー集団「Appier」は、シリーズCにおいてソフトバンクグループ株式会社、LINE株式会社、NAVER、シンガポール企業EDBI社、香港企業AMTDグループから合計3,300万米ドルの資金を調達したと発表しました。
Appierは、これまでシリーズA、シリーズBラウンドで総額4,950万ドルを調達しており、今回のを累計すると8250万ドル(約90.4億円)を調達したことになります。
Appierは、台北に本社を置き、東京、大阪、シンガポール、シドニー、ホーチミン、マニラ、香港、ムンバイ、デリー、ジャカルタ、ソウル、クアラルンプール、バンコクのアジア全域に計14の拠点を構えています。
従業員数200人以上。Appierの研究開発チームは、AI、データ分析、分散処理システム、マーケティングの経験を有するコンピューター科学者とエンジニアの熱意あふれるメンバーによって構成されており、社員は、Google、Intelほか、ハーバード大学やスタンフォード大学の有名なAI研究グループの出身たちです。
AppierのCEOであり共同創業者であるチハン・ユーは、今回の調達に関してこう述べています。
人工知能は、企業が今日直面しているさまざまな課題を解決することができるとAppierは確信しています。Appierのプラットフォームは、多くの広告主のデジタル広告およびマーケティングにおける成功を支援しています。現在Appierは、AIをマーケティング以外の分野に活用することに取り組んでいます。Appierが次の成長段階を迎えた今、シリーズCの出資者の皆様とのパートナーシップに大きな期待を抱いています