イーロン・マスク(Elon Musk)氏などが設立した人工知能を研究する非営利団体「OpenAI」は、VRを使用してロボットにシミュレーションを訓練させるための新しいプログラムを開発しました。
これにより、人間はHTC ViveなどのVRシステムを介して新しいタスクをロボットに伝えることができ、物理的な要素を必要とせずに複雑なタスクを訓練することを可能にします。
システムは、「Vision Network」と「Imitation Network」の2つのニューラルネットワークによって駆動されます。
まず、「Vision Network」でロボットのカメラからの画像を取り込み物体の位置を表す状態を出力し、続けて「Imitation Network」でデモレーターが記録したアクションをスキャンしタスクを模倣します。
関連
MIT、ロボットが他のロボットに簡単なタスクを教えることを可能にするシステム「C-LEARN」を発表 | Seamless