ディズニー、部屋をワイヤレス充電ルームにする技術を論文で発表。部屋全体に磁場を生成させスマートフォン、IoT、VR/ARデバイスなどを同時に無線充電

Disney Researchは、「Quasistatic Cavity Resonance(QSCR)」と呼ぶ安全でユビキタスなワイヤレス充電技術を論文にて発表しました。

本技術は、部屋、倉庫など目的に合わせた閉鎖的な空間内で電力を飛ばしスマートフォンやIoT、VR/ARデバイスなどの様々なデバイスの充電を可能にするというものです。

実験的デモンストレーションでは、54立方メートルの部屋内全体に磁場を生成させ、多数のデバイスを同時に充電することを可能にしました。部屋の中心にセットされたポールを中心に部屋全体に磁場が生成されます。

部屋の隅でも上下でも、40%〜95%の効率で充電を可能とし、最大1900ワットの伝送が安全に出力できたと報告しました。映像も公開されています。

論文:Quasistatic Cavity Resonance for Ubiquitous Wireless Power Transfer(PDF)

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