Microsoft ResearchとVRチームの「Human Interact」は、マイクロソフトが開発するAI技術「Microsoft Cognitive Services(マイクロソフト認知サービスAPI)」とVRを組み合わせたVRゲームを発表しました。
VRゲームのタイトルは「Starship Commander」と呼ばれ、MicrosoftのAI技術を統合させUnreal Engine 4で開発されたHTC Vive/Oculus Rift向けコンテンツです。
ゲーム内に登場する女性キャラクター(アシスタントAI)と対話するように音声入力し展開させるSFシューティングゲームとなっています。自然言語を認知させ対話を可能にしたインタラクティブVRゲームというわけです。リリースはComing Soon。
Microsoft Researchが公開したデモ映像は以下です。
マイクロソフトのAI技術とは?
本コンテンツのコアとなるのは、マイクロソフトが開発の「Microsoft Cognitive Services(マイクロソフト認知サービスAPI)」と呼ばれるAI技術です。20種類以上のツールから構成されており、画像認知、音声認知、顔写真からの感情判定、顔とその表示位置の検出などのツールを展開します。
その中でも今回使用されているのは、発話サービス「Custom Speech Service(CRISから改称)」です。 同社の音声認識アルゴリズムを駆使したツールで、訛り、雑音、専門用語なども対応したスピーチサービスなります。
その他に、補助要素として「LUIS(Language Understanding Intelligent Service)」も使用されています。文脈を理解するツールです。