ドイツベースのアイトラッキング技術を得意とする「SensoMotoric Instruments(SMI)」は、ユーザーの視線をアバターに反映させる「Social Eye」のファーストルック映像を公開しました。
Social Eyeは、ソーシャルVRなどにおけるユーザーの視線とアバターの視線を同期させるシステムで、VRヘッドセット内側から着用者の目の動きをキャプチャし、その情報をデジタルアバターにリアルタイムに変換/アニメーション化するというものです。
SMIが提供するOEMアイトラッキング・プラットフォームの一部として開発が進められています。
ビデオを確認すると、眼球の動きとまぶたの動き、そして目周囲の筋肉がリアルタイムに再現されてる様子が確認できます。それは、視線の位置(どこを見ているか)も捉えています。
SMIは、SIGGRAPH 2016でVRにおけるPCへの負担を軽減させパフォーマンスを向上させる「Foveated rendering(中心窩レンダリング)」を披露するなど、アイトラッキング分野において高い技術を開発しているテクノロジーチームです。今回の映像はこちらから。