Valorem Consultingは、Microsoft HoloLensを使用してホログラムで映した相手と対話する3Dテレプレゼンスアプリ「HoloBeam」を披露しました。
デモ映像も公開されており、確認すると遠隔にいる男性が上半身だけホログラムとして映し出され、リアルタイムな動きと音声を出力しているのが見て取れます。
システムは、ステレオカメラを用いてユーザーの肖像をキャプチャし、3D点群データとしてインターネット上でそれをストリーミングする自社で生み出したホログラフィックストリーミング技術を採用しています。
1か月前には、Kinectを使用したテレプレゼンスソリューションテスト映像も公開していました。
Holoportation
似た技術として、2016年3月にMicrosoft Researchが披露した「Holoportation(ホロポーテーション)」が思い出されます。ただ、Holoportationは複数のカメラが使用されルームスケールのように歩き回ることを可能にしているに加えて、深度アルゴリズムの精度の違いは映像を見比べると一目瞭然といったところです。
Holoportationを開発したメンバーなどで創設した新会社が発表した最新のアルゴリズム「Hyper Depth」というのもあります。(過去記事をご参照ください。)