ライブストリーミング配信に特化した米カルフォルニアベースのVRチーム「Next VR」は、国際的な事業拡大を目指してシリーズBラウンドで8,000万ドルの資金調達を発表しました。
投資家には、
- CITIC Guoan Information Industry Co Ltd(中国の投資グループ)
- NetEase(中国の大手インターネット技術とオンラインゲーム会社)
- CMC Holdings(香港ベース)
- SoftBank Corp(日本のソフトバンクグループ子会社)
- VMS Investments Group(香港ベースの投資グループ)
- Founder H Fund(中国の投資グループ)
- China Assets (Holdings) Limited(中国ベース)
- Spectrum 28
などが上げられています。
先月、中国CITICから2,000万ドルを調達済み
1番手に上げられた中国の投資グループ「中信国安(CITIC Guoan)」に関しては、2016年7月に子会社のケーブルテレビ運営の「中信国安信息技術」を通してNext VRの株式の一部を約2,000万ドルで(Next VRが発行している総株式の約2.3%をクラスB株式として)購入しています。
昨年のシリーズAでは3,050万ドルを調達
2015年11月に発表したシリーズAでは、3,050万ドルを調達しています。投資家には米国ケーブルTVの「コムキャスト」、映画やテレビなどメディア全般で活動する「タイムワーナー」などメディア関係の投資家が上げられる他、NBAのゴールデンステート・ウォリアーズ、野球のロサンゼルス・ドジャース、サッカーのロサンゼルスFC、NYスポーツアリーナのマディソン・スクエア・ガーデンなどスポーツ分野からの出資もありました。