AMDは、SIGGRAPH 2016に合わせて開催したイベントにて、VRコンテンツ制作向けとしたPolarisベースのグラフィックスカード「Radeon Pro WX 7100」を発表しました。
Radeon Pro WX 7100は、AMDのPolarisアーキテクチャ上に構築されており、プロのVRコンテンツ開発のための最も手頃なワークステーションソリューションであると述べています。演算ユニット数は32基、GPUメモリは8GB、5TFLOPS、最大5Kをサポート。
また、Radeon Pro WX 7100のほかに、「Radeon Pro WX 5100」と「Radeon Pro WX 4100」の下位モデルも発表しました。いずれも、出荷は2016年第4四半期を予定としています。
Project Loom
さらに、360°映像をリアルタイムにスティッチングするための技術「Project Loom」も発表しました。
Project Loomは、最大24カメラからのビデオフィードをリアルタイムにスティッチングでき、VRヘッドセットおよびモバイル・デバイスへ4K解像度では30FPS、1080pでは60FPSで出力することを可能にするとしています。
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