Googleは、モバイルVRプラットフォーム「Daydream」チームにサムスンの元ヴァイスプレジデントMatt Apfel氏を今月雇用しました。
LinkedInによると、2016年3月にサムスンを退職し、同年7月にGoogle Daydreamに参加しています。サムスン時代は、Gear VR向けの360°VRコンテンツビデオストリーミングサービス「Milk VR(現Samsung VR)」のためのコンテンツ戦略元ヴァイスプレジデントを務めていたりをしていました。
VR普及において、ハードウェアも大事ですが、多くのユーザーにとってはコンテンツも重要です。その点、GoogleはYouTubeやストリートビューなどというコンテンツを抱負に保持しています。今回、Matt Apfel氏の加入において、過去の実績からもそれらVRコンテンツに拍車がかかると推測されます。
Daydreamは、先日開催された「Google I/O」にて初披露され注目を浴びました。Android搭載スマートフォンにVRを統合させ、より幅広い層にVRをもたらすのが同社の動きです。サムスンもGear VRを筆頭に同じような動きを進めてきました。興味深いことに、サムスンは、すでにDaydreamの早期ハードウェア・パートナーとして署名しており、次のスマートフォンはDaydreamをサポートしていると噂されています。
Daydreamは今年秋ローンチ予定です。