IT分野の市場調査企業「Gartner(ガートナー)」は2016年の報告書にて、イングランドベースのソーシャルVRアプリ「vTime」をコンシューマーアプリケーションモバイルでのGartner 2016 Cool Vendorとして名前をあげました。
Gartnerは、毎年キーテクノロジーの分野で新しいクールベンダーを特定し、ベンダーと製品やサービスを評価する研究のレポートを提出します。今年は、キーテクノロジーの1つをVRとしソーシャルVRに集点を当てた結果、その中でもvTimeとなりました。Gartnerによると、VRと没入体験は2016年最もホットな技術のトピックの1つであり、VRを使用したソーシャルはスタート台になると述べています。
vTimeとは、最大4人までの人型アバター同士が1つのVR空間でチャットや音声会話を駆使して交流できるソーシャルVRアプリです。2015年12月にGear VR向けにリリースし、翌年3月にGoogle Cardboardをサポート、アプリも公開しています。すでに170ヶ国以上で数十万回ダウンロードされているとのことです。その他Oculus Rift、HTC Vive、PlayStation VRにも年内対応を予定しています。